フレンズ 玉井邦夫先生

玉井邦夫先生からのメッセージ

こどもの城合唱団に関わるすべての方々へ

 こどもの城合唱団との出会いは、1997年でした。日本ダウン症協会の第2回全国大会を東京ディズニーランドで開催した時にステージに立っていただきました。それ以来、何度となく協会の事業に協力していただき、私自身もこどもの城に伺う機会をたびたびいただきました。
 こどもの城が閉館し、合唱団が独立するというニュースに接し、正直驚きとともに強い失望を覚えます。この国は、何を守ろうとしているのだろう、と感じてしまいます。けれども、絶望はしていません。合唱団の歌の力を信じることができるから。障害の有無とか、年齢とか、性別とか、普段私たちの思考を縛っているさまざまな「形」を軽々と、しかもとびきり気持ちよく壊していく合唱団の歌声を信じることができるから。“I believe in future. 信じてる”という合唱団の歌声は、私に何度も「未来と子どもを信じよう」という気持ちを与えてくれました。
 ダウン症の子どもを授かってから30年。節目ごとに、拙い歌を作ってきました。いつの日か、合唱団の歌声でそれを聴きてみたい。数多いこどもの城合唱団のファンの一人として、私はそんな願いを持っています。
 こどもの城の閉館が、合唱団の自由と力に換わりますように! 心から今後の活動を期待し,応援しています。
 玉井邦夫
 大正大学人間学部教授 公益財団法人日本ダウン症協会代表理事
  (2013年8月)

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